専門学校でプログラミングを学び、卒業後はITエンジニア派遣会社に就職。客先常駐の開発をしていました。転職を決めたのは、自社開発がしたかったためです。客先常駐では、プロジェクトや言語が頻繁に変わり、新しいことを学び続けられる良さがある一方で習得したスキルが活かせないことが多かったです。せっかく身につけたスキルが活かせないもどかしさを感じていました。自社開発では、自分が学んだ技術が会社の財産になります。前職で医療系のプロジェクト経験があったこともあり、自社開発をするべくメディアへの転職を決めました。

転職後は保険や歯科に関する研修を受け、保守業務からキャリアをスタートしました。保守業務のなかで新機能の開発を経験、現在は新商品の開発にも参加しています。出張で病院に行き、自分が関わった製品をお客様が使用している姿を見ることができるのは、自社開発の魅力のひとつです。また、前職では疑問をもたず言われた通りにつくることがミッションでしたが、今は違います。ぜんぶ、自分で考えられます。特にメディアは裁量権が大きく、システムの操作性やデザインなどもこだわれるなど、自分のアイデアがカタチになるのは単純に楽しいですね。

以前の職場は、せっかく仲良くなった人がいても、常駐先が変わることで人間関係がリセットされるのがあたり前でした。転職して、今は仲間と呼べるメンバーと働くことができています。そのためチーム力を活かせるように、今以上に情報共有がしやすい環境になればと思っています。チームで挑めば生産性の向上も期待できますし、浮いた時間でこれから入社してくる若手向けの勉強会を開催することもできます。自分たちが仕事をしやすい環境を、自分たちでつくれるのも自社開発の良さです。まだまだITエンジニアを必要としている部署なので、誰もがやりがいを感じられる職場もつくっていきたいですね。