日本人の平均寿命は世界トップクラスですが、それに見合う健康寿命を実現するには、健康維持活動が欠かせません。メディアでは、ライフケアという事業部を通じて歯科医療と食の関係に着目し、食を通して健康的で豊かな人生をサポートするようなサービスを提供していました。医療と食への関心が高く、この２つを軸に就職活動をしていた私にとって、まさにピッタリな会社でした。たまたまですが、当社のVisual MAXという製品が通院していた歯科医院に導入されていたのも興味をもったひとつです。面接では自分の好きなことをプレゼンテーションする機会があり、学生の個性や思考を尊重してくれる企業文化に惹かれ入社を決めました。

歯科医院の医師やスタッフに向けたシステムの操作方法の研修、本稼働後のサポートなどを担当するインストラクターとして働いています。この仕事の醍醐味は、歯科経営に深く関与できることです。直接対話するのは、スタッフだけでなく、医院長や理事長という経営者の方々です。メディアでは、電子カルテシステムだけでなく非常に幅広い製品を取り扱います。例えば新規開業の案件の場合、患者さんが受付してから会計するまで、全般的なトータルソリューションを提案することができます。地域から愛される歯科医院を、製品を通じてどう創っていくのか。経営者やスタッフの方たちと一緒に考えていけるのが、インストラクターという職種の面白さです。

製品の使い方を教えたり、歯科の最新情報を提供したりと、インストラクターは対話の機会が非常に多いです。そのためコミュニケーションが好きな方は向いているといえるかもしれません。もうひとつ、学習自体が好きな方にもおすすめできる職種です。歯科業界は2年に1度保険のルールが改定されるため、変更内容を覚えなければなりません。また、製品自体も定期的にアップデートされていくため、常に勉強が必要とされる仕事です。私自身、学ぶことや教えることが好きなこともあり、常に自己成長を感じられています。現在の目標は、当社の商品だけでなく医療事務の勉強をして資格を取ること。医療事務の知識をプラスすることで歯科医院の経営や運営に貢献、ひいては健康寿命の向上に尽力したいです。