BUSINESS

事業内容

歯科医療情報システムのトップランナーである歯科ICT事業。
AIを用いた画像処理技術のエキスパートであるAI画像処理事業。
ともにトップクラスのシェアを誇るこの2つの事業で、医療にパラダイムシフトを起こします。

歯科ICT事業
歯科電子カルテシステムの
パイオニア。
売上シェア、
業界トップクラス。
歯科ICT事業では、歯科医療情報システムを中心に医療とITを掛け合わせたサービスを提供しています。歯科電子カルテシステム、画像管理・患者コミュニケーションシステム、訪問歯科・介護連携システムなど、医療と人に寄与できる多様なソリューションを合わせ持ちます。なかでも歯科電子カルテシステムおいては、業界のパイオニアとしての地位を確立しています。歯科電子カルテシステムは、歯科医師が患者の診療記録や治療計画など、これまで手書きで行っていたものを電子的に管理するシステムです。全国の大学病院や総合病院などに導入しており、売上シェアは業界トップクラスを誇ります。
業界にこんな会社ない。
そんな会社。
すべては医療機関とその先にいる患者さんのために。そんな想いを突き詰めていった結果、業界でも唯一といっていい体制をもつ会社となりました。
01
サービスや製品を提供する歯科メーカーのほとんどは、代理店を通じて歯科医院と繋がっています。しかし当社はニーズを丁寧に把握するために、直販を主体にしており、歯科医院と直接繋がって歯科医師やスタッフと対話しています。
02
歯科医師などから直接ヒアリングしたニーズをシステムに反映するため、ITシステムの企画・開発・販売まで一貫して行っており、業界ではあまり類を見ません。
03
高齢者や要介護者のための訪問治療が広がっています。訪問歯科もそのひとつです。患者さんの記録を他の医科や介護と連携するソフト/ハードウェアを開発するなど、全方位的に歯科経営を支援できるサービスや技術力を持つのも、当社ならではです。
04
ネットワーク技術も当社の売りです。同業他社が大手ITメーカーのVPN回線に頼る中、当社は約20年前から独自のVPN回線を構築して、保守サービスや有料のネットワーク回線サービスを提供して来ました。独自の回線サービス構築には苦労が伴いましたが、積み上げてきた技術基盤が当社のICTソリューション事業を支えています。
最先端のその先へ。
常にマネされる側へ。
歯科市場に初めて歯科電子カルテシステムをリリースしただけではありません。電子カルテシステム導入先の歯科医師の意見や歯科業界の今後の動向を踏まえて、新たな診療支援機能を他社に先駆けて開発・リリースして来ました。訪問診療端末や介護保険システムの装備も時代に先駆けた取り組みです。当社は、これからも世の中に未だない製品やサービスを創り出し、業界を牽引していきたいと考えています。現在、注力しているのがAI(人工知能)。AIを用いた歯槽骨密度計測ソフトをはじめ、次世代の歯科医療の世界を切り開くために、積極的にAI技術開発に取り組んでいます。
AI画像処理事業
画像処理技術の
エキスパート集団。
画像認識ソフトで、
シェアトップクラス。
AI画像処理事業では、AIによる画像処理技術を強みとして、交通・歯科分野の高機能画像処理アプリケーションの企画・開発・販売を展開しています。自社製品のなかでも、ナンバープレート認識ソフト「EyeTech LPR」は、高い性能を誇ります。ナンバープレート認識ソフトとは、カメラ内にナンバープレートが入ると自動検出してテキスト化するシステムです。精算機に自動車ナンバーを入力する駐車場の増加を背景にシェアを伸ばしおり、駐車場にあるナンバープレート認識エンジンには広くアイテック社製が用いられています。また、ディープラーニングなど最先端のAI技術を用いた研究開発に取り組んでおり、歯科分野への画像処理技術の応用による競争力の強化をめざしています。
先端テクノロジーを操る
圧倒的な技術力。
AI画像処理事業を支えるのは、ハイレベルなエンジニアリング力です。ナンバープレート認識ソフト「EyeTech LPR」は、独自開発の高度な画像処理アルゴリズムが組み込まれており、実験環境では99%以上、実環境では97%以上の認識精度を実現しています。技術向上に情熱を傾けるエンジニアが多く在籍しており、手荷物検査や顔検出、車両検知などの画像認識研究開発に積極的に取り組んでいます。
医療IT分野で世界をめざす。
医療分野で画像診断が大きく注目されており、今後もますますニーズが高くなっていきます。時代に呼応するように岐阜大学大学院医学系研究科と連携して「AI・先端画像処理技術研究開発センター」を開設するなど、医療分野のソフトウェア開発に注力しています。画像を使用したAIによる骨密度評価ソフト「DentalSCOPE」の開発や高齢化社会の深刻な問題である骨粗鬆症に着目し、歯科X線画像から骨粗鬆症の可能性をスクリーニングするソフト「PanoSCOPE」を開発。めざすは、世界から支持される医療ソフトウェアを開発すること。近年では歯科AIチームを立ち上げるなど、メディアグループホールディングス内でも期待の大きな事業となっています。
歯科ICT事業

AI画像処理事業
で、
デファクトスタンダードを創造する。
歯科ICT事業とAI画像処理事業、それぞれの強みを融合させ、新しい価値を創造していきます。たとえば、電子カルテシステムと画像処理技術の融合です。AI画像処理事業で開発したナンバープレート認識ソフトウェアには、高い認識精度と柔軟性を持つ画像処理技術が使われています。この技術を歯科ICT事業の歯科電子カルテシステムに組み込むことで、歯科診療に必要な画像の管理や分析を効率化し、歯科医療の精度とスピードを高めることができます。間違いなくやってくるAIの時代。我々は最新テクノロジーを活用して、歯科分野を起点に医療業界のデファクトスタンダードとなるサービスを創造していきます。